1. 映画「エリックを探して」-Looking for Eric- はサッカーファンの代弁者だ

  2. エリックを探して

  3. 受賞・ノミネート

  4. サッカー映画

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    映画「エリックを探して」はサッカーファンの代弁者だ

    映画「エリックを探して」はただのコメディ映画ではなかった。元サッカー選手のエリック・カントナが製作総指揮を務め、家族を面白おかしく描いた今作は、サッカーファンならより楽しめる作品となっている。

    前向きに生きていこうとする主人公へ感情移入できるのは、私自身がサッカー選手に憧れて、いろいろ励まされた経験があるからだろう。

    映画「エリックを探して」はマンU(マンチェスター・ユナイテッド)20世紀最高のサッカー選手に選出されたエリック・カントナが、サポーターの団結力や選手とファンの繋がり等自身の体験を基にしたアイデアを、社会派監督ケン・ローチが監督した作品で、“ゴールを生むためには、美しいパスが必要”と、仲間たちの友情によって、人生の崖っぷちから立ち直る主人公の奮闘を描いた、心温まるヒューマン・コメディです。

    映画「エリックを探して」

    エリックを探して』(原題: Looking for Eric)は、ケン・ローチ監督による2009年のコメディ・ドラマ映画である。サッカーを扱ったスポーツ映画でもあり、元サッカー選手のエリック・カントナが製作総指揮を務め、さらに出演もしている。

    キャスト

    • エリック・ビショップ: スティーヴ・エヴェッツ
    • エリック・カントナ: エリック・カントナ
    • リリー: ステファニー・ビショップ
    • ライアン: ジェラルド・カーンズ
    • ミートボール: ジョン・ヘンショウ
    • ルーシー=ジョー・ハドソン
    • ジャスティン・ムーアハウス
    • マシュー・マクナルティ
    • ローラ・エインズワース

    受賞・ノミネート

    映画祭・賞 部門 候補 結果
    カンヌ国際映画祭 パルム・ドール ケン・ローチ ノミネート
    英国インディペンデント映画賞 助演男優賞 ジョン・ヘンショウ 受賞
    ヨーロッパ映画賞 男優賞 スティーヴ・イヴェッツ ノミネート
    サッカーファン必見
    ゆらゆらアヒルちゃん

    あらすじ・解説

    イギリスの名匠ケン・ローチ監督。常に社会問題に取り組み、弱者の目線で映画を撮り続けてきたケン・ローチだが、意外にも本作が初のコメディ作品となるという。主人公エリックは、30年前に別れた妻リリーが相変わらず美しく溌剌としている姿を見て、自分がダメ人間かを自覚して落ち込む。そんな彼の前に、かつて応援していたサッカー界のスーパースターが現れ(見えるのはエリックだけだが)、人生のアドバイスをする。エリック・カントナは90年代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍していた名選手で、演じるのはエリック・カントナ本人(カントナは本作の製作総指揮も務めている)。トラブルを乗り越え、家族の絆を深めていくエリックが素敵だ。

    あらすじ

    郵便局員のエリックは、出て行った2度目の妻の連れ子のライアンとジェスと3人で暮らしている。ある日、パニック障害の発作を起こしたエリックは、交通事故を起こす。元気の無いエリックを局員たちが励ますが、エリックの気分は晴れない。その夜、エリックが部屋に貼られたサッカー選手エリック・カントナのポスターに愚痴をこぼしていると、突然、部屋にカントナが現れた。カントナはエリックに前向きに生きていくよう諭していく。

    2010年12月25日よりBunkamraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにてロードショー

    これまでのケン・ローチ作品とは趣を異にするダメ中年男のハッピーな再生物語

    引用:http://eiga.com/movie/54996/critic/

    ケン・ローチがファンタスティックなラブコメを撮るとは嬉しい驚き。彼の映画でこんなに笑ったのは初めてだ。「レイニング・ストーンズ」(93)でも、娘の聖餐式のドレスを買うために泥棒しまくるドジな父親に笑った記憶があるが、その笑いはあくまでも辛口。ローチ映画が主眼とするのは常に、下層階級の苦しい現実や移民の虐げられた状況だから、ユーモアも切なさと裏表。笑いながら泣きたくなることさえある。ところが今回はとてもハッピー。ダメ中年男と、彼を支える仕事仲間たちの男子会アホ噺に屈託なく笑い、チーム・プレーの効能でとてもいい気分になれる。

    マンチェスターの郵便配達員エリックは、離婚した妻リリーと30年振りに会い、しょぼくれた自分と違って若々しく美しい彼女にショックを受け、落ち込んでしまう。そんな彼に活を入れるのが、エリックが神と崇拝するマンチェスター・ユナイテッドの元エース・ストライカー、エリック・カントナだ。エリックが息子のハッパを失敬してひとりぼやいている時に、彼にだけ見えるカントナが現れるという設定が愉快。カントナが話すサッカーの極意はシュートではなくパス。信頼出来る仲間との連携プレーにこそ価値があるというのだ。その言葉に背中を押されたエリックが、仕事仲間に協力を仰ぎ、頼りになる夫、強い父親を目指して自己改革に取り組む再生の物語だ。カントナのタフなキャラクターとエリック役スティーブ・エベッツのヨレヨレ感が絶妙にマッチして、禅問答みたいな掛けあいが楽しめる。サッカー好きのイギリス人気質がそこかしこに現れているのも嬉しい。

    (森山京子)

    映画感想

    DVD情報

    内容紹介

    The KING is Back!!
    キングが帰ってきた!
    とびきりロマンティックな物語とともに
    マンチェスター・ユナイテッド栄光の背番号[7]。
    それは、70年代、「5人目のビートルズ」と呼ばれた史上初のスタープレイヤー ジョージ・ベストが
    纏ってから、90年代のデビット・ベッカム、00年代のクリスティアーノ・ロナウドなど、クラブのみならずイングランドを代表するスターが背負ってきた特別なユニフォーム。
    90年代初頭、そのユニフォームを纏いフィールドを席巻した伝説のプレイヤーがいた。
    ベッカムが憧れ、ジダンが畏怖した希代のカリスマ。
    数々のファンタスティックなプレーと試合を決定づけるゴール、襟を立てた独特のスタイルでサポーターのみならず、イギリス全土で有史以来最も愛されたフランス人、エリック・カントナが長い沈黙の末、ついに観客の前に帰ってきた。
    それも、俳優兼プロデューサーとして、とびきりロマンティックな物語とともに。

    世界の名匠 ケン・ローチ監督 × サッカー界のカリスマ エリック・カントナ=まさかのロマンティックコメディ!!

    アイルランド独立戦争を題材にした『麦の穂をゆらす風』でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した、英国が誇る名匠、ケン・ローチ監督。
    一貫して労働者階級や移民など、社会の隅に追いやられた者の苦闘を見つめてきた彼は、大のサッカー好きとしても有名だ。
    この名匠に、自ら映画の企画を持ち込んだのが、サッカー界のスーパースター、エリック・カントナ。
    90年代前半、マンチェスター・ユナイテッドの復活に大貢献し、今なお絶大な人気を誇るカントナは、本作で製作も兼ね、なんと本人の役で出演!
    主人公であるもう一人のエリックを導く師として絶妙のタイミングで随所に登場、名演を見せる。
    彼の励ましを得て、主人公エリックは人生最大の失敗を挽回すべく奮闘、愛を取り戻していく。
    今回のケン・ローチは、いい意味で肩の力が抜けて茶目っ気たっぷりに主人公の苦闘を描き、笑わせ、しんみりさせ、感動させてくれるのだ。

    【特典映像】
    ・未公開シーン
    ・オリジナル予告編
    ・日本版予告編

    内容(「キネマ旬報社」データベースより)

    ケン・ローチ×エリック・カントナが贈るハートフルコメディ。マンチェスターの郵便配達員・エリック。30年前に別れた妻と再会することになり憂鬱な彼は、ポスターのエリック・カントナに愚痴をこぼす。すると、暗がりからカントナ本人が現れ…。

    内容(「Oricon」データベースより)

    郵便配達員のエリック・ビショップの人生は失敗続き。夜中に思わず自室に貼ったポスターのエリック・カントナに愚痴をこぼすと、なんとカントナ本人が現れた!以来、たびたびエリックの前に現れて、シンプルな言葉で彼の勇気を奮い立たせていく。エリック・カントナの励ましで、人生最大の失敗を挽回すべく奮闘する男の姿を描いたロマンティックコメディ!!

    コメディ映画最高傑作